自己紹介

自分の写真
豊後高田市, 大分県, Japan
アメリカ人である両親を持ちながら、日本の片田舎で生まれ育ち、自分はどこに属するのか、国籍とはなにか、国とは何か、どうしたら世界の平和は訪れるのかと幼い頃から考えてきました。もちろん、答えにはたどり着いていないのですが、自らが考えることや思うことを言葉にしたり、文章にしたり、時に対話する場をつくったりすることでより良い社会の実現を目指しています。

2012年6月18日月曜日

Long Island

しばらく遠くから日本を眺めている。
今、姉家族が住むニューヨークはロングアイランドに来ている。列島を離れるのは何年ぶりだろう。ここは元々モントークインディアンが暮らしていた地で、その後は捕鯨で栄え、現在は都会を逃れ穏やかな夏を過ごす富裕層にとってのバケーションスポット。金融の世界で大金を稼ぎ自慢のフェラーリで海岸線を走るものもあれば、何十室もある大豪邸を建てオールドマネーをちらつかせる者もいる。

そんな中義理の兄は、カーディナルやブルージェイといった色鮮やかな鳥達が舞う林の中に自ら家を建てた。彼の工房には常にコミュニティの仲間達が立ち寄り、哲学や生き方を語り、いろんな夢をみている。

こちらに来て日本(311)のことも多くの人と語り合っている。
民の声はどうやらこちらまではクリアには届いていないようだが、皆確かに耳を傾けたがっている。日本はどうするのか。なぜ再稼働してるのか。原発なしで電気は足りるのか。
もっと人をつなげたい。もっとつながりたい。
そして、つながっているという意識を形にしたい。

アメリカからいつも学ばされること。
創造性。可能性。
形いろいろ。色鮮やか。心軽やか。
まさに、Amazing Grace






明るい未来に向けてただ歩く。
上を向いて、前を向いて、ただひたすらに歩き続ける。
ありがとう。