自己紹介

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豊後高田市, 大分県, Japan
アメリカ人である両親を持ちながら、日本の片田舎で生まれ育ち、自分はどこに属するのか、国籍とはなにか、国とは何か、どうしたら世界の平和は訪れるのかと幼い頃から考えてきました。もちろん、答えにはたどり着いていないのですが、自らが考えることや思うことを言葉にしたり、文章にしたり、時に対話する場をつくったりすることでより良い社会の実現を目指しています。

2013年10月7日月曜日

お話会

昨日、沖縄から九州へ帰ってきた。台風がさったかと思えば、もうひとつ大きいのがきている。ただ「台風がさった」とは言っても、さった台風は今中国にたどり着き、大きな被害を及ぼしている。自然は時に猛威をふるうが、国境など存在しないことを教えてくれたり、困っている人に何かしてあげたいなどの慈悲の心を大きくしてくれたりもする。


今日は久しぶりのお話会。
以前もお話会を企画してくださった中津市にあるカフェ「クラック」。
今回は夏にヨーロッパに行って見て感じたことを中心に、話ができたらと思っている。

このブログを読んで下さっている方、ぼくのトークに参加したことがある方ならだいたい分かると思うが、人前で話をする機会を頂いた時にぼくは自らの生い立ち(ルーツ)を中心に話す。ルーツといっても、さかのぼるのはだいたいひいお爺ちゃんくらいまで。
アメリカ国籍を持ったぼくが、日本で生まれ育ち、アメリカや南米で過ごしながら、どのようなことに葛藤を感じ、どのような世界観に希望を感じるのか、そんなことを聞き手のみなさんと共有させてもらっている。

同時にぼくにとって質疑応答の時間もとても大事な時間。話を聞いて、疑問に思ったこと、異議を唱えたいこと、もっと深く話し合いたいこと、それらをすくいあげ皆で言葉にしていく。一方的な話で得る情報は時がたてば次第にうすれていく。しかし、自らもその議論に加わり、頭をひねらせ、人の意見に耳を傾けたアクティブな時間は自分のものになる。だからこそ、ぼくにとってトークは場づくりでもある。
これからもいろいろなところで場づくりをしていきたい。








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